女の子がママに抱かれている

ママから離れると泣きじゃくる赤ちゃん 母子分離不安とは?その原因と対処法

母子分離不安という言葉を聞いたことがあるでしょうか。赤ちゃんと生活をしていると、赤ちゃんの視界からママが見えなくなった途端、赤ちゃんが激しく泣き出したり、他には赤ちゃんの後追いですね。赤ちゃんはママの行く場所どこでも付いてきたり、常にキョロキョロとママの存在を探したりしますよね。ママが赤ちゃんから離れるとあまりに泣かれたり、またママがトイレに行くと赤ちゃんがトイレの中まで付いてくる、赤ちゃんが寝るときにはママの肌が触れていないと寝れない、など日々生活をする上で赤ちゃんがぴったりくっつきすぎて、どうしたら良いのかわからないと悩んでいるママもいるかと思います。そこで今回は赤ちゃんの母子分離不安について、なぜこのような現象が起こるのか、そしてどのように対処すれば良いかをご紹介していきたいと思います。

母子分離不安とは

女の子がママに抱かれている

母子分離不安とは個人差はあるものの、どの赤ちゃんにもみられる現象で、ママから離れると2度と戻ってこないのではないか、と赤ちゃんは強く不安を感じることによって起こると言われています。一般に徐々に様々なことの認識ができるようなる生後8ヶ月9ヶ月ごろから始まることが多いようです。とはいっても個人差があるもので、赤ちゃんが産まれてから2歳3歳頃までの間でみられる現象だそうです。このような現象が我が子にみられると、愛情不足なのかな…とママは不安になるかもしれませんが、決して愛情不足のために起こる現象ではないんです。1日中ずっとママと一緒にいても起こる現象で、赤ちゃんにとってママが1番の存在であることを認識しているという、赤ちゃんの心がしっかり成長している証拠でもあります。なのでママは過度に不安になる必要はありませんよ。

母子分離不安という現象が起こる原因としては、上述の通り、ママから離れると2度と戻ってこないのではないか、と赤ちゃんは強く不安を感じることによって起こると言われています。ママが赤ちゃんから離れる際に、ママの立場からすれば〈ちょっと離れるだけ、すぐに戻ってくるよ〉という気持ちだとしても、言っていることを理解できなければ話すこともできない赤ちゃんには、それはわかりませんよね。そんな状況でママの姿が見えなくなってしまうと、赤ちゃんは〈ママはどこかに行ってしまった、もう戻ってこないかもしれない〉と不安になってしまうんです。なので逆に言えば、成長とともに言葉を理解できるようになったり、何度も繰り返すうちに〈ママがどこかへ行ったけど、すぐに戻ってきた〉などを記憶する力が発達すれば、母子分離不安は落ち着いてくるでしょう。泣きじゃくる赤ちゃんにママが泣きたくなりますが、我が子の成長のために、いつかは落ち着く日が必ずくるのでママは耐えどきですね。

母子分離不安の対処法

赤ちゃんがママに抱っこされている

母子分離不安という現象が起きる原因は上記の通り、ママがいなくなることに対する大きな不安からくるものだということはわかりましたね。では母子分離不安の赤ちゃんに日々悩むママは一体どのように赤ちゃんと接すれば良いでしょうか。

安心感を与えてあげよう

1番大切なポイントとしては、赤ちゃんは不安を感じているので赤ちゃんに安心感を与えてあげるということです。しかし安心感を与えるといっても、赤ちゃんの成長の妨げになってしまうような、ママが24時間ぴったり赤ちゃんと離れないようにしろと言っているわけではありません。赤ちゃんと生活する上で少しの工夫をしてみましょう。たとえば、ママが赤ちゃんから離れるときには〈ママちょっとだけ離れるね、でもすぐにもどってくるからね〉などと、しっかり声掛けをすることです。赤ちゃんがまだまだ言葉を理解していないとしても、日々赤ちゃんが安心するように声掛けをしていく内に〈ママはちょっと離れるだけ、すぐに戻ってくる〉と時間はかかっても徐々に理解できるようになってきますよ。他には、母子分離不安のために赤ちゃんが日々泣きじゃくっているとママはイライラして〈何で泣くの!何で泣き止まないの!〉と赤ちゃんを突き放しそうになるかもしれません。しかしそんな気持ちはグッと抑えて、叱るのではなく、〈大丈夫だよ、ママはここにいるよ〉などと優しい声をかけて安心感を与えてあげましょう。ママは赤ちゃんが不安を感じているために泣いているんだ、としっかり理解することが大切ですね。

最後に

赤ちゃんが指をしゃぶっている

母子分離不安…赤ちゃんにとってママはとてつもなく大きな存在であり、信頼できる人であり、そして大好きな人であることを教えてくれますね。そんな赤ちゃんって、実は産まれて間もないホヤホヤの時でもママのことをわかっているということ、そしてママが近くにいるかいないかもわかっているんです。それって本当なの?そんなことまだできないでしょ?と思うかもしれませんが、実際、過去に下記のような実験データがありました。

生後9週の赤ちゃんとママとを5分間だけ別々の部屋にいてもらったそうです。その後、赤ちゃんの額の温度を測ると、別々の部屋に入る前と比べて1度程下がったというんです。この結果の意味としては、ママが近くにいないと赤ちゃんが認識して緊張状態となり、血管が収縮した、または血流が低下し、額の温度が低下したということなんです。ママでない人と赤ちゃんとが同じ部屋に5分間いても上述と同じ結果が出たそうです。しかしそこにママが入って実験すると額の温度の変化はなかったということでした。

すごいことですよね。生まれて間もないホヤホヤの赤ちゃんが、視力もままならない赤ちゃんが、ママがいるいないをしっかり認識しているんです。たった5分間だけ離れていただけなのに赤ちゃんはママがいないことに対して反射的に恐怖を感じたと思われます。この実験でわかるように、赤ちゃんにとってママの存在はなくてはならない大きな存在なんですね。母子分離不安に悩むママは毎日自分の時間も取れなく本当に大変ですが、〈ママはいなくならないよ、すぐに戻ってくるよ〉と理解してもらえるように、少しでも赤ちゃんの不安を取り除いてあげることが大切ですね。しかし、赤ちゃんがこのような理由から泣くのも長い目で見ればほんの一時のことです。ご参考になれば幸いです。

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