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栄養豊富なキャベツを赤ちゃんの離乳食にする時の3つのポイント

アクが少なくて、味のクセや苦みもなく、赤ちゃんでも食べやすいキャベツ。生でも加熱してもおいしく食べられる食材です。旬はあるものの、年間を通して手に入る食材で、離乳食にもぴったりの野菜と言えます。さらに、キャベツは栄養が豊富なことでも知られています。ギリシャの数学者ピタゴラスがその効用を説いた栄養野菜で、別名『緑の栄養タンク』と呼ばれるほどです。ビタミンCの他、ビタミンU、ビタミンK、カロチン、カルシウム、葉酸など、豊富な栄養素が含まれていますが、特に『キャベジン』と呼ばれるビタミンUは、胃の調子を整えたりすることから、お腹にやさしい野菜と言えるでしょう。また、赤ちゃんの成長に欠かすことのできないアミノ酸も含んでいるので、離乳食に積極的に取り入れたい食材ですね。

生後5ヶ月を過ぎれば離乳食をはじめる時期ですが、赤ちゃんが上手にお粥を食べられるようになったら、食べさせて大丈夫です。初めての葉物野菜として食べさせてみましょう。離乳食でキャベツを使う場合は、できるだけ葉先のやわらかい部分を使うようにしましょう。

キャベツを食べさせる時のポイント

野菜のキャラクターが行進している

キャベツは、アクが少なくて,味のクセや苦みもなく食べやすい食材ですが、赤ちゃんに食べさせる時はどのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。赤ちゃんにキャベツを食べさせる時のポイントを見ていきましょう。

『やわらかくなるまでしっかり加熱する』

生でも食べられるキャベツですが、赤ちゃんに食べさせる場合は、やわらかくなるまでしっかり加熱しましょう。目安としては、指でする潰せるくらいです。

『月齢に合わせた工夫をする』

加熱するとやわらかくなるキャベツですが、繊維が多いことが特徴の野菜でもあります。すり鉢を使ってすり潰したり、裏ごしするなど、赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合に合わせて、食べやすい工夫をすることも大切です。下記の表は月齢に応じた目安になります。

【5ヵ月〜6ヵ月頃:やわらかく茹でて裏ごししてペースト状に】
【7ヵ月〜8ヵ月頃:やわらかく茹でて刻み、すり鉢などで粗めに潰す】
【9ヵ月〜11ヵ月頃:やわらかく茹でて細かく刻む】
 【1歳以降:やわらかく茹でて、食べやすい大きさに刻む】

ただ、これはあくまでも目安なので、赤ちゃんが実際に食べている状況を見ながら判断しましょう。

『アレルギーに注意する』

初めて口にする食材の場合は、アレルギーも心配なところです。キャベツはアレルギーが出にくい食材と言われていますし、消費者庁が発表しているアレルギー症状が出る食品27品目には含まれていません。でも、アレルギーが絶対に出ないとは言い切れないので、注意して様子を見るようにしましょう。また、食物繊維を多く含んでいるため、消化器官が発達していない赤ちゃんが一度にたくさん食べてしまうと下痢をしてしまうこともあるので注意しましょう。

もし、食べた後で◆口の周りが赤くなる◆口の中が喉が腫れる◆じんましんが出た◆体が赤くなる◆おう吐◆下痢などの症状が出た際には、早めに病院を受診しましょう。また、初めての食材を食べさせる時は、一口だけ食べさせて様子をみたり、医療機関が開いている平日の午前中に食べさせるなどに配慮しましょう。1年中手に入るキャベツは、離乳食にもどんどん取り入れたいですね。

簡単にできる離乳食レシピ

野菜

キャベツと豆腐のポタージュ

野菜スープ(大さじ1)、豆腐ペースト(小さじ1)、キャベツペースト(小さじ1)を加熱したところに、粉ミルク(小さじ1/2)入れたら出来上がり。ビタミンとタンパク質が撮れる栄養たっぷりスープです。

キャベツのとろとろ粥

裏ごししてペースト状にしたキャベツをお粥に混ぜます。キャベツの甘みも感じられるお粥になります。

キャベツとバナナのとろとろ

キャベツペースト(小さじ1)とバナナ(5グラム)を混ぜ、レンジで40秒ほど温めれば出来上がります。バナナは袋に入れて,袋の上から手で揉みながら潰すのと簡単です。さっぱりした甘さがあるので、デザートにもぴったりのメニューです。

まとめ

赤ちゃんが笑っている

キャベツは茹でると柔らかくなり、クセがないので様々な食材とも相性が良くてアレンジしやすいので、離乳食におすすめの食材です。栄養バランスも良いので、いろいろな料理に取り入れて赤ちゃんに食べさせてあげたいですね。キャベツはペースト状にして冷凍保存しておくことができますので、製氷皿などに1回で使う分ずつに分けて冷凍しておくと時短にもなっておすすめです。

離乳食の基本は加熱ですが、野菜そのものの栄養を撮れるメリットからも離乳食に生野菜を取り入れることも。生で食べる際のポイントを見ていきましょう。キャベツの場合は、特に春キャベツがやわらかくて甘みもあることから、生で食べるのもおすすめです。

生野菜を食べ始めるタイミングとしては、一般的に1歳を過ぎた頃からと言われています。ちょうど歯が生えてきている時期で、生野菜のサクサクッという食感を楽しく感じてよろこんで食べる赤ちゃんもいるようです。パパやママが食べている生野菜に興味を示したり、口をパクパク動かしたりする仕草が見られたらチャレンジしてみてもいいでしょう。また、前歯以外の歯が生えてきて、奥歯で物が噛めるようになってきたら始め時です。

ただ注意したいのは、赤ちゃんの成長は十人十色で、1歳を過ぎてもまだ雑菌に対する抵抗力が充分に発達していない場合もあります。○歳○ヵ月になったから大丈夫!と決めつけずに、赤ちゃんの日頃の様子などを見ながら判断することをおすすめします。最初のうちは少し食べさせてみて、少しずつ食べる量を増やしていくようにしましょう。大丈夫かのチェックポイントはうんちの状態で判断する人が多いようです。うんちを見てしっかり消化されているようであれば大丈夫ということです。下痢などしていないか、しっかり見てあげてください。

ご紹介してきたように、キャベツは赤ちゃんの離乳食にもぴったりの野菜です。栄養バランスもよく、他の食材との相性もよいので、積極的に離乳食に取り入れたいですね。ぜひキャベツと一緒に旬の野菜を使い、様々な味を赤ちゃんに食べさせてあげてくださいね。

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