女の子が泣いている

赤ちゃんにたんこぶができてしまった時、確認するべき6つのこと

特につかまり立ちや歩き始める時期の赤ちゃんは本当によく転んで頭をぶつけますよね。その度にお父さんお母さんはヒヤヒヤして、病院へ行った方がいいのか悩むことと思います。この記事では、赤ちゃんの頭にたんこぶができてしまったとき、受診が必要かどうかを判断するときに確認するべきことを説明していきます。

たんこぶができてしまった際に、確認すべき6つの事

赤ちゃんが泣いている

意識があるか確認する

赤ちゃんは頭をぶつけたらすぐに泣き出すことがほとんどです。抱っこで安心させながら、呼びかけたりあやしたりしていつも通りの反応があるかを確認しましょう。意識がない場合はすぐに救急車を呼び、まったく泣かない場合(多少の衝撃だった為に泣かないケースは別として)も受診が必要です。

出血がないか確認する

多少の出血で傷口も浅ければ自宅で様子を見ても問題ありませんが、出血が多い場合は病院で何らかの処置が必要になるので受診して下さい。病気へ向かう際は清潔な布で止血しましょう。

おでこ以外にたんこぶがあるか確認する

おでこの骨は硬いため、おでこにできる少々のたんこぶは心配ありませんが、頭の他の部分にたんこぶができていないか確認します。特に側頭部は頭の骨の中で一番柔らかい場所なので、注意が必要です。また、頭を優しく触ってみてへこんでいたり、目や耳の周りが黒くなっている場合は脳挫傷や頭蓋骨骨折の可能性があるのですぐに救急車を呼びましょう。

いつもの様子と比べて異変がないか確認する

2歳未満の子の場合、まだ言葉では伝えられないので保護者から見て何となくいつもと違うという印象が一番大切です。ぼーっとしていたり、いつもより機嫌が明らかに悪くずっと泣いている場合など、普段の様子と比べて気になることがあれば受診しましょう。赤ちゃんの場合はミルクの飲み具合も判断の参考になります。

嘔吐が3回以上あるか

ぶつかった衝撃が強いと重症ではなくても嘔吐することがありますが、1、2回であればそのまま様子を見ていて大丈夫でしょう。3回以上何度も繰り返し吐いている場合は受診して下さい。嘔吐のときは脱水症状にも注意して、水分の補給を行いましょう。

痙攣(ひきつけ)を起こしている場合

痙攣はすぐにおさまることがほとんどですが、頭を打った後の痙攣は脳に何らかの異常がある場合もあるので受診しましょう。痙攣が5分以上続き、顔色が悪い場合は救急車を呼んで下さい。
※痙攣中は嘔吐して窒息することがないよう、顔を横向きにして寝かせましょう。

受診が必要な症状のまとめ

・意識がない
・まったく泣かない
・出血がある
・おでこ以外にたんこぶがある
・いつもと様子が違う
・ぼーっとしている
・機嫌が明らかに悪くずっと泣いている
・3回以上繰り返し吐く
・ひきつけを起こしている

自宅でできるたんこぶの処置

女の子が泣いている

たんこぶができてしまったら、とにかく冷やすことが大切です。冷えピタのようなものではなく、濡らしたタオルや、保冷剤をタオルで包んで当てましょう。

頭を打ったあとの過ごし方

頭を打ってから24時間は安静に過ごし、様子を見ましょう。頭の中の動脈が切れて出血している場合など、症状が出るまでに時間がかかることがあります。その症状はだいたい6時間以内にあらわれることが多いため、特に初めの6時間は注意が必要です。頭を打った当日は入浴や運動を避け、最初はなかった症状が現れた場合にはすぐに受診しましょう。24時間たって異常がなければいつも通りの生活をして大丈夫です。その他少しでも気になることがあれば受診することをおすすめします。

泣き疲れて眠ってしまった場合は大丈夫??

小さな子どもは泣き疲れてそのまま眠ってしまう事が多いものです。しかし頭をぶつけた後に眠ってしまうと、眠気なのか、それとも意識が遠のいてしまったのかわからずとても心配になりますよね。その場合は、
・呼吸は苦しそうにしていないか
・顔色は良いか(青ざめていないか)
を確認し、いつも通りの睡眠状態であればそのまま寝かせてあげて問題ないでしょう。ただし、寝てる間も傍から離れずに呼吸と顔色をこまめにチェックし、寝返りや手足の動きにも注意して下さいら。異変があったらすぐに受診又は救急車を呼んで下さい。

たんこぶのできる仕組み

お医者さんの格好をしたアヒルのキャラクター

たんこぶは「皮下血腫」と呼ばれますが、簡単に言えば内出血です。頭はすぐ下に硬い骨があるので、内出血をすると皮膚と頭蓋骨の間に血が固まってたんこぶになります。昔から、たんこぶができると安心という迷信がありますが、衝撃が強く内出血が多いほどたんこぶは大きくなるので、もちろんたんこぶが無い方が安心なのです。たんこぶは程度により数日〜数週間で血管に吸収され消失します。まれに「帽状腱膜下血腫」と呼ばれるぶよぶよした柔らかいたんこぶができることがありますが、これは腱膜と骨膜の間に、血液がさらさらしたままで溜まっている状態です。硬いたんこぶより治るまでには時間がかかりますが、同じように自然と吸収されていきます。

事故予防の対策をしましょう

赤ちゃんが泣いている

赤ちゃんはまだ脚力が弱く、頭が重いため転倒しやすくなっています。お座りやつかまり立ちの時期は、特に後ろへひっくり返るように転ぶことが多いですよね。事故を予防するためには、こどもの事故がいつどんな時に起こりやすいかをあらかじめ知っておくことが大切です。普段の生活からこどもの関心の移り変わりにも注目し、家の中に危険なものがないかを定期的にチェックしましょう。

頭を打つ事故の多いケース

・階段からの転落
・椅子からの転落
・浴室での転倒
・ベビーベッドからの転落

まとめ

赤ちゃんとパパが寝ている

危険な場所にはベビーゲートを設置したり、床にはクッション性のあるフロアマットを敷くなど、赤ちゃんの成長に合わせてその都度必要な安全対策をしていきましょう。近年は赤ちゃんの頭を守る転倒防止リュックや帽子なども販売されていて、可愛いデザインのものがたくさんあるので活用するのもおすすめです。これから成長していくうえで、動きも大きく早くなりその都度危険なことも増えていきますが、まだ自分で身を守ることのできない大切な赤ちゃんをしっかりと守ってあげたいですね。ご参考になれば幸いです。

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