赤ちゃんが笑っている

赤ちゃんにスリーパーが必要な2つの理由と、選ぶ時のポイント

出産準備中や出産後に、赤ちゃんにスリーパーを用意したほうが良いのか?と迷うことがあるかと思います。特に、夏の暑い時期に生まれた赤ちゃんにはスリーパーは必要なのかどうか疑問に思いますよね。スリーパーには型も素材も様々なものがあり、洋服と一緒で、季節に適したものを使い分けることで赤ちゃんの健康を守ってくれます。この記事では、赤ちゃんにスリーパーが必要な理由や、スリーパーを選ぶときのポイントなどについてご紹介していきます。

スリーパーとは

赤ちゃんの足

スリーパーは、パジャマと布団、両方の機能が合わさった便利な寝具です。日本ではベスト型のものが主流ですが、袖がついているガウンのようなものや、足元までファスナーで完全に閉じることができるものなど、様々なタイプが販売されています。

ベストタイプは、生後3カ月頃〜4、5歳まで長く着られるサイズでつくられているものが多く、赤ちゃんの頃は足元までのロング丈で使用し、成長に伴ってベストとして着るようなイメージです。
また、暑い時期には汗も吸ってくれるガーゼやタオルなどの涼しい生地、寒い時期は毛布などの保温効果のある生地のものがあります。中には、5重ガーゼや6重ガーゼで通年使用できるものもあります。

なぜスリーパーが必要なの?

赤ちゃんの手と口

もちろんスリーパーは必ず着なければいけないものではありませんが、スリーパーを着て寝たほうが良いのには主に以下の2つの理由があります。

1.寝冷えを防ぐ

赤ちゃんは、手足をよく動かせるようになるといつの間にか布団をはいでしまっていたり、寝返りが打てるようになるとどうしても布団からはみでてしまいますよね。気が付いたときに布団を掛けなおしても、朝方寝冷えをしていないか心配になると思います。そんなときに活躍するのがスリーパーです。
これは大人でも同様ですが、布団をはいだ状態でいると眠っている間に体が冷えて、お腹を壊したり、風邪をひいたりする原因になります。近年は夏場のエアコンによる冷えでも寝冷えの症状がでるため、赤ちゃんは年中寝冷えに対する注意が必要です。

また、赤ちゃんは大人に比べて体温が高いので、体内に熱がこもりやすくなっています。
布団から手足を出していたり、布団をはいでしまっていても、スリーパーでお腹や肩をきちんと温めておけば安心です。

2.SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防

乳幼児突然死症候群とは、健康な赤ちゃんが予兆もなく眠っている間に突然亡くなってしまう原因不明の病気です。うつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方が発生率が高いということが確認されているため、うつぶせ寝をしているときはあおむけに直してあげましょう。

また、うつぶせ寝や寝返りを打った際に寝具が被さるなどしたことが窒息する1つの原因になる危険性があるため、寝具の使い方にも十分注意が必要です。掛け布団などによる窒息の恐れを回避するために、寝具の代わりにスリーパーを使うメリットがあります。スリーパーだけで寝かせる場合に、足が出ていることが気になる場合は、足元までチャックで閉められるタイプのスリーパーもあります。ただし、赤ちゃんは手足から熱を出して体温を調節しているため、上記にもあるように、お腹や肩がきちんと温められていれば心配はいりません。

真冬の時期などに、夜中に寝ている赤ちゃんの手足を触ると冷たくなっていて心配になることがありますが、そんなときもお腹や背中を触ってみて温かければ大丈夫です。
スリーパーは、眠っている間も赤ちゃんを守るための対策でもあるのです。

夏用スリーパーを選ぶポイント

赤ちゃんがうつ伏せになっている

夏にスリーパーを着るイメージはあまりないかもしれませんが、クーラーのきいた部屋で寝ていると風邪をひかないか心配ですよね。赤ちゃんは体温調節の機能が弱く、大人の倍汗をかきます。クーラーの風で汗が冷たくなり身体を冷やしすぎてしまうという悪循環になってしまうことがあると思います。
そんな問題を解決するために、「速乾性」「吸水性」「通気性」に注目してスリーパーを選ぶことをおすすめします。

素材でいうとガーゼやタオル地が適していますが、ガーゼの場合は1重〜6重まで厚みが異なります。
通年用として販売されているものは5重、6重になっているものがほとんどなので注意が必要です。やはり厚手になると保温性は高くなりますが汗がこもってしまい体温調節がうまくいかないことが考えられます。背中部分がメッシュになっていて通気性の高いものもあるので、できれば春夏用と秋冬用で分けてあげた方が快適なものを選べるでしょう。

また、赤ちゃんは体温が高いことから洋服は大人より1枚少なめが基本とされていますが、スリーパーも肌着+パジャマの上に着てしまうと着せすぎになってしまいます。スリーパーの形にもよりますが、ベスト型の場合は、半そでの肌着、ズボンの上にスリーパーを着るので丁度良いでしょう。

冬用スリーパーを選ぶポイント

赤ちゃんが笑っている

秋冬の寒い時期に着るスリーパーはもちろん保温性が大事ですが、厚手で重いものだと赤ちゃんが寝苦しかったり、動きくい(寝返りしにくい)などの難点があります。1番おすすめなのは、暖かくて柔らかく、軽さもあるフリース素材のものです。

実際、秋冬用スリーパーで販売されている製品はフリース素材のものが多いですが、フリースもガーゼと一緒で生地によってかなり厚みが異なるので、製品によって保温性や触り心地の違いがあります。
冬に心地よく寝るための快適な室温は約20℃、湿度は約50%といわれていますが、寒いからと室内を暖めすぎると、赤ちゃんが汗をかいて寝苦しかったり、すぐに乾燥してしまいます。室温20℃は低めに感じる方もいると思いますが、布団をはいでしまったとしてもスリーパーを着ていれば安心です。夏と一緒で、スリーパーを着て寝る場合は着せすぎに注意しましょう。厚手のスリーパーの場合は、パジャマもフリース素材など厚手のものにしてしまうと赤ちゃんには暑すぎます。スリーパーの素材に合わせて、暖かくなりすぎないようにパジャマの着せ方も調節してあげましょう。

おわりに

赤ちゃんが笑っている

寝る前にスリーパーを着せることで、スリーパーを着ると寝る時間なんだと理解したり、眠いと自分からスリーパーを持ってくるようになる子もいます。また、1歳半頃からイヤイヤ期が始まると、寝かしつけの間も布団をかけるのを嫌がることはよくあります。イヤイヤ期の場合はスリーパーを着ることも拒否する場合がありますが、好きなキャラクターのものだと喜んで着てくれたりもします。スリーパーが寝るときに着る特別なお気に入りになると、すんなりと眠るお役立ちアイテムにもなりますね。赤ちゃんに快適で安心な眠りを届けるために、ぜひスリーパーを活用してみてくださいね。

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