ママに抱かれている赤ちゃん

赤ちゃんに造影剤って使えるの? 気になる造影剤についての疑問5つ

もし自分のお子さんに造影剤を使う状況になったとしたら、造影剤っていったい何?と不安になりますよね。そもそも、赤ちゃんに造影剤って使えるのでしょうか。そこで今回は、造影剤ってどんな薬なのか、どんな目的で使われるのかなど気になる造影剤の情報について調べてみました。

造影剤ってなに?

お医者さんが聴診器を持っている

造影剤とは、その名の通り「影を作る薬剤」です。レントゲンを撮る際に、レントゲンで写りやすくするために造影剤が使われることがあります。造影剤を使うことで、レントゲン写真に影を作ることができるので、身体の器官の状態がわかりやすくなるのです。造影剤には様々な種類がありますが、「ヨード」という成分の造影剤があります。ヨードによって甲状腺機能低下症につながったり、腎機能障害がでるとこともあるので注意が必要です。

どんな時に造影剤が使われるの?

薬、注射器

では、具体的にどのようなレントゲン撮影の際に造影剤が使われるのでしょうか。赤ちゃんの場合だと、尿が逆流してしまうという病気があり、その検査のために造影剤を使われます。おしっこをした時に、尿が出るところから体内に逆流することで、細菌が入ってしまい腎臓に影響がでるという病気です。他にも便が出にくい症状やミルクが胃の中に滞留してしまい、ミルクを飲んでも吐き出してしまうなど、様々な病気の症状の検査のために、造影剤が使われることがあります。

造影剤の副作用はあるの?

注射器

造影剤には副作用があります。一般的によく聞くのは、かゆみ、気分が悪くなるなど下痢・嘔吐などです。また、アレルギー反応が出る場合もあります。赤ちゃんにも造影剤は使用できますが、実際にあった例で、造影剤の投与によりアレルギー反応を起こした赤ちゃんが、亡くなった例がありました。ただし、アレルギーが出るのは16万人に一人というかなり低い確率のようです。とは言え、全ての赤ちゃんにアレルギーや副作用がでるわけではありませんので、アレルギーをお持ちのお子さんでなければ心配し過ぎることはないかなと思います。もし、造影剤を使用する状況になった場合は、事前にお医者さんから話を聞きましょう。

造影剤投与後は何か気をつけたほうがいいことある?

体調が優れなさそうにしている女性

造影剤を使ってレントゲン撮影後は、赤ちゃんの様子に十分注意しましょう。いつもと何か様子が違う、下痢や嘔吐がある時には、すぐに小児科を受診してみてもらうようにしてください。

造影剤を投与した日は授乳しないほうがいい?

パパと授乳しているママ

授乳中のママさんが造影剤を投与されてレントゲン撮影をした場合、一定時間授乳をやめたほうがいいようです。アメリカでは、造影剤の薬剤がママのおっぱいを通して赤ちゃんに伝わるのはごく一部で影響が少ないとのことで、特に授乳制限はないそうです。ただ、薬であることは間違いがないので、例え影響がないと言われていても、その日は授乳を避けたほうがよさそうですよね。完全母乳の赤ちゃんの場合は、ママも赤ちゃんにとっても辛いと思いますが、ミルクに代えるなどしたほうがいい気がします。

造影剤ではないのですが、娘を出産後、私も娘も同時にインフルエンザに罹ったことがありました。病院で診てもらった際、授乳中なのでどうすればいいかお医者さんに相談したところ、タミフルではなく確かリレンザという薬であれば、1回だけの服用なので、服用後6時間あければ授乳しても大丈夫と言われました。何とかミルクで乗り切ろうと思ったのですが、どうしても娘が哺乳瓶やミルクを受けつけず、6時間我慢して授乳しました。いろいろと不安はあったのですが、特に影響がなかったので本当に良かったです。余談ですがインフルエンザにかかったのは、人生で初めてでそれ以来かかっていないのですが、おそらく産後で自分の免疫が弱くなっていたんだろうなと思いました。

卵管造影検査ってどんな検査なの?

お医者さん

私はかつて不妊症でした。結婚後2年くらいたっても赤ちゃんに恵まれず、不妊治療に踏み切りました。と言っても、本格的な不妊治療ではなく、まずタイミング法、排卵誘発剤を使用するという治療でした。他にも「卵管造影検査」を受けました。卵管造影検査というのは、卵管に造影剤を流し卵管の状態をレントゲンで撮影します。通常、卵子と精子は卵管で出会い受精するため、もし卵管に何かがつまっていたりすると受精しにくくなります。卵管に異常がないかどうかを確認するのが卵管造影検査です。卵管造影と聞いて不安だったのですが、もし自分の子宮の卵管に異常があることで赤ちゃんに出会えないのだとしたら、一通りの検査は受けようと心に決めて検査を受けることにしました。

だいぶ前のことでよく覚えていないのですが、子宮にカテーテルという管を入れられて、そこから造影剤を流しこまれました。造影剤を流して子宮内部の状態を観察しながら、レントゲンで撮影しました。検査結果は特に問題がなかったので、卵管の異常による不妊ではないことがわかりました。ちなみにこの卵管造影検査で卵管に造影剤を流し込むことで、つまりがなくなり妊娠に至ったという例もあるそうです。結局、不妊治療では妊娠することができませんでしたが、お灸の効果があったのか二人の子宝に恵まれました。もし、二人目不妊などお悩みの方は、足のくるぶし近くにある三陰交というつぼに、入浴前後30分を避けてお灸を毎日すると効果があるかもしれませんよ。

まとめ

ママに抱かれている赤ちゃん

造影剤に関する疑問へのお答えと私の経験談についてお話しました。昔は、レントゲンも造影剤もなかった時代があったんですよね。医学が進歩し、様々な検査や治療ができるようになったおかげで、多くの命が救われ寿命が延びることにつながっています。とは言え、あまりなじみのない検査や薬を我が子に使うことは、どんな影響がでるのか不安ですし躊躇しますよね。それでも、どうしても治療が必要なときに使わざるを得ないのであれば、充分な知識を持ちつつ、使うことのメリットを信じていきたいと思います。子育てを通して今まで知らなかったことを経験し、自分の身体以上に我が子のことを心配になる毎日ですが、子供の成長のためにこれからも必要なことをしてあげたいです。
ご参考になれば幸いです。

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