赤ちゃんのインフルエンザ 予防法 感染してしまったらどうしたらいい?

寒い季節になると毎年流行するのがインフルエンザ。赤ちゃんのインフルエンザ感染は、重症化や合併症の恐れがあり、特に0歳児の赤ちゃんをもつママの心配事の1つですね。少しでも心配事を減らしたいという新米ママのために、0歳児の赤ちゃんに対するインフルエンザについてご紹介します。

インフルエンザの基礎知識

ウイルス

まずインフルエンザの流行は、例年11月から12月に始まり、1月から2月にピークを迎え、3月頃まで続きます。インフルエンザの感染経路としては、飛沫感染と接触感染があります。インフルエンザに感染した人のくしゃみや咳で飛び散ったウイルスが鼻やのど、気管支などに入り込んで炎症を起こします。インフルエンザの潜伏期間は感染してから1〜3日間くらいと言われています。そしてインフルエンザに感染した時の一般的な症状としては、39〜40度の高熱が数日から1週間近く続きます。そして咳や鼻水のほか、関節痛、筋肉痛などの症状が強くでます。

低月齢の赤ちゃんの場合は、典型的な症状が出る前に、おっぱいやミルクの飲みが悪くなったり、嘔吐や下痢などの症状が見られることもあります。抵抗力の弱い赤ちゃんに感染すると、重症化したり合併症を起こす恐れがあります。赤ちゃんに起こりやすい合併症には、急性気管支炎や肺炎、中耳炎など、また痙攣や意識障害がある時はインフルエンザ脳症の心配もあります。

インフルエンザの予防接種

クマのぬいぐるみが注射器を持っている

インフルエンザの予防接種ですが、生後6ヶ月以上から接種することができます。日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュールにも生後6か月からの接種が明記されています。インフルエンザの予防接種の回数は、生後6ヶ月以上13歳未満は2回接種、13歳以上は通常1回接種ですが2回接種することもできます。接種間隔は大体2-4週間です。大人の場合は過去にウイルスとの接触経験があるので1回だけの接種でもある程度抗体値が上昇しますが、赤ちゃんは2回接種しないと十分な抗体値が得られないので2回接種した方が安心ということです。

重症化を予防するのに必要な免疫ができるのは、2回目を接種してから約2週間程度要します。ですから、逆算して早めにインフルエンザの予防接種をしておくと安心ですね。

生後6ヶ月未満の赤ちゃん

赤ちゃんの足

上記で紹介したように、生後6ヶ月以上ならインフルエンザの予防接種を受けることができます。では生まれたばかりの赤ちゃんわ?生後6ヶ月未満の赤ちゃんわ?となりますね。

生後6ヶ月頃までの赤ちゃんは、ママのお腹の中にいる間に胎盤を通してママからもらった免疫によって守られています。そのためインフルエンザにもかかりにくいと考えられています。また6ヶ月未満の赤ちゃんは、まだ自分の免疫が発達していないので、予防接種をした場合に抵抗力をきちんと獲得できるかどうかわかりません。6ヶ月以降の赤ちゃんであれば、免疫力が発達してくる時期なので予防接種をすれば効果は期待できるそうです。

ということなのですが、予防接種を受けることができない6ヶ月未満の赤ちゃんでも、6ヶ月以降の赤ちゃんで予防接種を受けた場合でも、絶対にインフルエンザに感染しないとは言い切れません。もちろん感染する場合もあります。
そこで次は、感染した場合どの様に対応したら良いのかご紹介していきます。

夜間でも受診するべきなのか?

カルテと医療器具

急な高熱に驚くかもしれないですが、受診のタイミングとしては、発熱以外目立った症状がなく機嫌が良く食欲があるのであれば、翌日の受診で大丈夫という医師が多いようです。受診が早すぎてもインフルエンザの診断ができない場合があるそうです。ただし、容態が急変する可能性もあるのでしっかり経過観察はしてください。痙攣や意識障害が見られる、また水分が摂れていない、嘔吐を繰り返すようであれば、至急の受診が必要です。

インフルエンザに感染したら

お医者さんに血圧を測ってもらっている

まずインフルエンザの感染は、鼻水を綿棒でぬぐって検査する方法なとで診断されます。

インフルエンザに感染したら、気になるのが1歳未満の赤ちゃんがインフルエンザ薬を使用できるのかですね。インフルエンザに感染すると、一般的にインフルエンザに効く抗ウイルス薬が処方されたりするのですが、抗ウイルス薬としては、タミフル、リレンザ、イナビルなどがあります。赤ちゃんには原則処方・使用されることはありません。タミフルに関しては、1歳未満の赤ちゃんは、医師から十分な説明があり、保護者が同意すれば使用することができるそうです。

市販の解熱剤などを使ってもいいのか迷う方もいるようですが、熱はウイルスと闘っている証拠なので、無理に発熱を抑えることで症状が悪化するのともあるそうです。なので勝手な判断をせず、きちんと医師と相談の上、必要な薬を処方してもらってください。

自宅での対処法

クマのぬいぐるみが鼻をかんでいる

家では処方された薬があるなら薬を飲ませ、保温・保湿を心がけ、まず高熱が出ているときは、脱水症状に注意。熱を下げようとして汗をたくさんかくので体からどんどん水分が失われてしまうので脱水症状になりがちです。母乳やミルクのほか、湯冷ましや赤ちゃん用のイオン飲料、経口補水液などをこまめに飲ませてください。ご飯は無理に食べさせる必要はありません。食べる元気があるようであれば、一つ段階を下げた離乳食をあげるといいです。お風呂ですが、熱がある場合は赤ちゃんの体力が奪われてしまうので控えてください。身体を拭いてあげて清潔にしてあげてください。そしてなにより安静が第一です。症状が落ち着くまでの1週間程度は、できるだけ静かに過ごし、熱が下がった後も様子を見ながら徐々に元の生活に戻していきます。

まとめ

女の子が笑っている

0歳児赤ちゃんのインフルエンザ予防には、両親や兄弟姉妹などの同居家族がインフルエンザにかからないことが大事です。まずは同居家族がしっかりインフルエンザの予防接種を受けること、そして流行期に人混みに出歩くのを控える、または外出先から帰った時など、赤ちゃんと触れ合う前に手洗い、うがい、また着替えなどを徹底し、赤ちゃんがインフルエンザウイルスに感染しないように守ってあげる事が重要ですね。

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