赤ちゃんのレントゲンやCT検査のX線による影響は??

赤ちゃんがベッドから落ちて頭を打った、階段から落ちて頭を打った、そして心配して慌てて救急で病院に行きレントゲン検査やCT検査を受けることになってしまった。赤ちゃんを育てているママならこのような事は1度は経験しているかもしれません。小さくてふにゃふにゃと柔らかな赤ちゃんが頭を打つと、脳は大丈夫なのかなど本当に心配になりますよね。けれども妊婦や赤ちゃんのX線によるレントゲン検査等に対する被ばくの影響についてニュースなどで目にしたことありませんか?そこでこの記事では赤ちゃんにレントゲンやCTの検査をしても問題はないのか?赤ちゃんのX線の影響についてご紹介していきたいと思います。

レントゲン検査とCT検査とは一体

いざレントゲンやCTの検査をするとX線を使用するので後々に健康被害の可能性がある、といっても、レントゲンやCT、まずX線ってなに?どういう仕組みなの?とわからないママもいるのではないでしょうか。なので、まずはじめにレントゲン検査とCT検査、X線について、仕組みや違いについてご紹介していきます。

レントゲン検査とCT検査は、簡単にいうと、どちらもX線を利用して行う体の内部の写真撮影のような検査です。ではそのX線とは何なの?という話になりますね。X線とは放射線の一種なのですが、物質の中を通過する力がとても強いため、人の身体も通り抜けます。しかし人体の骨や臓器、組織によって元素や密度が異なるためにX線の通り抜けやすさも異なってきます。そうすると通過したX線の量の差をデータ化し、コンピューターで処理することで画像を作り上げます。レントゲン検査は一般的なカメラの原理とよく似ていて、一方向からのX線の照射によってフィルムに画像を焼き付けます。一方CT検査では、撮影する箇所に対してX線を360度さまざな方向から照射します。さまざまな角度から照射することで断面画像を作成することができるんです。出来上がる画像は、レントゲン検査では2次元的な画像、CT検査では3次元的な画像といえますね。

赤ちゃんとX線について

さて、レントゲン検査とCT検査については上記でご紹介した通りになりますが、まだ体の小さな赤ちゃんがいざX線を使用するレントゲンやCTの検査をすることになったという場合、身体に影響はないのでしょうか。私たちは日常生活において、実は知らない間に日々放射線を受けているんです。住んでいる地域によってこそ量の差はありますが、呼吸することや、食べ物を食べることなど、日常生活を過ごしているだけで年間平均2.4mSvほどの放射線を受けているんです。

ほ放射線ってどんな影響があるの?健康被害について

ではそもそも放射線を受けると健康にどのような影響があるのでしょうか。そしてそれは一体どれぐらいの放射線量を受けた場合に健康被害が出てくるのでしょうか。一般的には、人が少量の放射線を受けたとしても身体に備わった生命を維持するための遺伝子や細胞を修復しようとする機能が働き、回復してくれます。しかし一度にたくさんの放射線を受けた場合には上記のようには回復されずに、健康にさまざま影響が出てくるんです。健康にさまざまな影響が出てきたときに発生する健康被害、放射線障害には、数週間以内に症状がみられる急性障害と、何年も経ってから症状がみられる晩発障害に分けられ、これらの症状のあらわれ方は性別や年齢によって、たとえ浴びた放射線の量が一緒だとしても差がでてきます。特に胎児や赤ちゃんは放射線の感受性が高い傾向があるそうです。

急性障害の症状としては、吐き気、発熱、下痢、そしてやけどや脱毛、リンパ球・白血球の減少などさまざまな症状があります。晩発障害とは、上記のような急性障害の症状が現れないぐらいの弱い放射線を浴びたのちに、何年も経ってから白血病やガンなどが発症することです。ちなみに200mSv以下の被ばくでは上記のような放射線障害はみられないそうです。逆に言えばそれを超えてくると健康に影響が出てくるということです。

レントゲンやCT検査の影響は?

ではこれらを踏まえて本題に戻ります。赤ちゃんがレントゲン検査やCT検査を受けて被ばくの影響はないのでしょうか。胸部のレントゲン検査1回あたりの放射線量は0.06mSvほどなので、日常生活で浴びている放射線量と比べるとかなり少なく、1度レントゲン検査をして被ばくしたからといって身体に大きな影響があるとは言えません。対してCT検査ですが、さまざまな角度からX線を照射するため、レントゲン検査よりはかなり多くの放射線を使用することになります。頭部のCT検査で2-5mSvとレントゲン検査に比べるとかなり多くなりますね。それでもレントゲンやCT検査で用いられる放射線量であれば体への影響は心配する程ではないとされています。しかしもしレントゲンやCTの検査を繰り返し受けることがある場合には医師にしっかり相談する必要がありますね。

最後に

赤ちゃんの症状やその時の状態、そしてレントゲンやCT検査の被ばくによる影響とを比べて、本当にレントゲンやCT検査をする必要であるのか、またはする必要ないのかを病院で医師がきちんと判断してくれます。筆者の息子が1歳になる前ごろにベッドから落ちて後頭部をぶつけたときがありました。次の日の夜中に嘔吐があったので心配して慌てて救急の病院に行くと、脳神経外科のある病院へ回されました。しかしそれにも関わらず、医師から息子の様子や頭の様子を診てこれぐらいなら大丈夫だと思うよ言われ、レントゲンやCT検査はしませんでした。しかし嘔吐があったので脳に何か異常があったのではないかと本当に心配したのですが、その後、小児科へ回され診てもらうとタイミング良いのか悪いのか、結果それは胃腸炎による嘔吐でした。このように医師から見て必要ならばレントゲンやCTの検査をしますし、必要じゃなければ医師の方からレントゲンやCT検査をしなくても大丈夫と言ってくれるはずです。もし赤ちゃんに何か異常があったとしてもX線による被ばくの影響が怖くてママが検査することを拒否し、そのために後々に大変なことになってしまう方が困りますよね。ママは判断が難しいですが、医師の判断を信じましょう。もし我が子がレントゲンやCTの検査をするとなった時には、わからないことや心配なことがあるなら全て医師に相談し、納得した上でレントゲンやCTの検査を受けるようにするといいですね。

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