赤ちゃんの口の中の病気って? お口のケアのおはなし

赤ちゃんの口の中を見たら、あれ?何かできてると見つけたことはありませんか?赤ちゃんは話せないので、大人が気がついて発見することが多いですよね。赤ちゃんの口の中の病気はどのような症状があるのか、治療法などで調べましたのでご紹介します。

手足口病

保育園や幼稚園で手足口病が流行ることがあります。手足口病は特に4歳くらいまでの乳幼児が発症しやすい病気です。小学校にあがるまでには免疫がつくため、小学生以上はかかりにくいとされているため、大人が発症した例は少ないようです。とは言え子供が手足口病にかかった場合は感染しないように手洗いうがいなど、注意したほうがよいでしょう。症状は、その名の通り手や足、口の中に水疱ができます。ひざやおしりにも水疱ができることもあるそうです。特別な治療法はなく回復するまで安静にすることが大切です。口の中に水疱ができるので、痛みで食事が取れない場合は、医療機関で点滴を受け栄養補給したほうがよいでしょう。

水分をこまめにとり、脱水症状を起こさないように注意が必要です。脳炎や髄膜炎なと合併症を起こすことがあるので、早めに医療機関を受診することをおすすめします。5〜7日もすれば症状は落ちついてきます。保育園や幼稚園に登園できるか?ですが、国の明確な基準がありません。ただし、口の中の痛みで食事がとれない場合には登園を断られる保育園などもあり、園によって基準が違うので、通っている園に確認しましょう。私の子供達が通っていた保育園でも、時々手足口病が流行った時期がありました。保育園に入れるまで、手足口病という病気を知らなかったので、昔よりもいろいろ病気が増えているのかなと感じました。

口内ヘルペス

口内炎よりひどい状態で口の中に白くて丸い水疱のようなものができます。他の症状としては39〜40度くらいの熱が出たり、食欲低下、全身の倦怠感などがあります。口内炎よりもひどい状態なので、発症すると乳幼児は少し大変かもしれません。症状は10日ほどでしだいにおさまっていきます。まれに髄膜炎を併発することがあるので状態には注意が必要です。

舌小帯強直症

生まれたばかりの赤ちゃんは特に、舌の裏に筋のような帯があり歯肉とくっついています。その筋のような粘膜のことを舌小帯と呼びます。舌小帯が舌の先についていたり、太いとミルクを飲んだり食事に影響がでるので手術が必要になります。とは言え乳児の場合、手術は難しいので、4、5歳など幼児になってから手術を行うのが一般的なようです。うちの子が赤ちゃんの時、口の中を見ていて、この舌小帯が気になっていました。こんな帯があるんだなぁと思っていたところ、主人がこの帯が下の歯肉とくっついたままだと、手術で切らなきゃいけないと聞いて驚いた記憶があります。

赤ちゃんのお口のケア

赤ちゃんのお口のケアはいつ頃から始めればよいでしょうか。一般的には、歯が生え始めるまでは特に必要ないと言われています。赤ちゃんは一日に1リットル以上のよだれ(唾液)を出すので、歯みがきをしなくても大丈夫です。唾液が赤ちゃんの口の中をきれいに保ってくれます。授乳後におっぱいやミルクを戻してしまった場合は、口の周りを拭いてあげましょう。離乳食が始まってから、大人が口をつけたスプーンを、そのまま赤ちゃんに使ってしまうと、赤ちゃんに虫歯菌や細菌を与えることにつながりますので、やめましょう。歯が生え始めたら、機嫌のよい時にガーゼで歯を拭いてあげます。歯が何本か生えてきたら、歯ブラシを使い始めます。いきなりはなかなか難しいので、優しく声をかけながら歯ブラシをあてていけば、だんだん赤ちゃんも慣れて行くと思います。歯みがきの時に赤ちゃんの口の中をチェックして、歯以外に口の中に異常はないか確認する習慣をつけると、口の中の変化や体調の変化に気がつきやすくなります。歯みがきを通して赤ちゃんの口の中の状態もチェックしましょう。

赤ちゃんの誤飲について

赤ちゃんが生後6ヶ月くらいになると、身の回りにあるものを口にくわえようとします。身の回りのものに興味がでてきた証拠ですね。この時期は注意が必要です。赤ちゃんが口の中にものを入れないように、危険なものや小さくて誤飲してしまう可能性があるものは、必ず赤ちゃんの手に届かないところにおきましょう。よく聞くのは、大人が吸ったタバコの吸い殻や落ちていたボタンやコインなどを、誤って口の中に入れてしまったりすることです。うちの息子が1歳くらいのとき、口に何かを入れた瞬間を見ました。とっさに何を口に入れたのかわからず、私はパニックになりました。危ないものは置いてなかったはずといろいろ思い出しながら、近くの小児科に駆け込みました。小児科で初めてレントゲンを撮りました。私が息子を抱っこして一緒に撮影しました。こんな小さい時に放射線を浴びることにかなり抵抗がありましたが、お腹を開けて見るわけには行かないのでそれが唯一の方法でした。口の中に何を入れたかわかっていれば、ものによって便に出てくるのを待てばいいのですが、何を入れたか分からなかったので、レントゲンを撮るしかありませんでした。

撮影後、レントゲン写真を見せてもらうとそこに映っていたのは薄くて丸いものでした。そこで私は気がついたのです。主人が鍼灸師で時々お灸を部屋で貼っていました。お灸のパッチはシール式になっているもので、おそらくそのシールが床に落ちていて、息子が口に入れてしまったようです。お医者さんにお灸のシールだと思うと話すと、紙ならほとんど影響はないので、便に出てくるまで待てば大丈夫と診断されました。そして後日、息子のウンチからお灸のシールがそのまま出てきた時には胸をホッと撫でおろしたのを今でも覚えています。どんなに気をつけているつもりでも、大人の目線ではすぐに気がつくことが難しい場合があるので、赤ちゃんが過ごすリビングやお部屋をこまめに掃除したり、小さいものが落ちていないか確認することをおすすめします。

まとめ

赤ちゃんの口の中の病気やお口のケアのおはなしでした。小さいうちは特にいろいろと心配ごとがあり気をもむことが多いと思いますが、日々赤ちゃんの状態を確認して適切な処置を受ければ回復することが多いので、身守ってあげましょう。誤飲にはくれぐれもご注意くださいね。

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