ママが赤ちゃんを抱き上げている

赤ちゃんの頭突きは大丈夫なの?5つの原因と対策

赤ちゃんが成長してくると、思わぬ行動でビックリすることもありますが、頭突きもその一つです。自分の頭を壁や床にぶつけるなど、突然、頭突きをはじめることがあります。中にはパパやママにむかって頭突きすることもあり、突然の頭突きに痛い思いをすることもあります。びっくりして、「病気や発達の異常があるのでは?」「子育てに問題があるかも…」と不安になってしまう行動ですが、実は意外と多くのママが経験していることのようで、特に男の子に多い行動のようです。そのパターンも様々で、ご機嫌で頭突きする赤ちゃんもいれば、ぐずったり泣きながら頭突きする赤ちゃんも。なぜ頭突きをするのか、その理由として考えられる原因を5つ紹介します

赤ちゃんはなぜ頭突きをするのか?

赤ちゃんが笑っている

1、遊びの一環で楽しいと思っている

赤ちゃんは自分の体にとても関心があり、体を動かしたり触ったりしながら自分の体を認識していきます。自分の足や指をしゃぶったり、髪の毛を引っ張ってみたりするのもそうです。頭突きもその流れの一つで、成長や遊びの過程で、頭をぶつけることを「楽しい!」とインプットしてしまう場合もあるようです。頭突きをした時の打ちつけた感触や『コンコン』『ゴツン』といった音も新鮮で楽しく感じられて、何度も繰り返してしまうのです。また、♪ありさんとありさんとこっつんこ~♪という童謡遊びのこっつんこではまってしまった…というケースも。楽しそうに頭突きしている場合は、このパターンだと思われます。

2、眠たい時の合図

眠たい時にゴンゴンする赤ちゃんも多いようです。この場合は、眠気のバロメーターになるので、様子が見られたらやさしく寝かしつけてあげましょう。

3、かまってほしい時のアピール

「かまって」「こっちに来て」と言葉で気持ちを伝えることができないので、頭突きをすることでかまってアピールをすることもあります。自分に注目してほしい時や、寂しい時にパパやママの目を向けさせる手段としてる子どももいるようです。この場合は、遊んでいる時とは違って、ぐずったり泣いたりしながら頭突きをしているはずです。また、怒っている時も気持ちの表現方法がまだ分からないために、頭をうちつけることで気持ちを表現している場合もあります。

4、ストレス発散

赤ちゃんは嫌なことがあっても、「これはイヤ!」と自分の気持ちをしっかり伝えることができません。ですから、ある物事がストレスになっている場合に頭突きという行動に出ることもあるようです。ストレスの原因になりやすいこととして、

・お腹が空いている
・おむつが気持ち悪い
・眠たい
・暑いまたは寒い
・パパとママがケンカしている
・慣れないで不安
・知らない人がいっぱいいる
 ・体を動かしたいのに場所が狭くて動けない

などが考えられます。赤ちゃんが嫌がっていることを無理矢理させていないか、赤ちゃんにストレスがかかるようなことをしていないか、一度考えてみることをおすすめします。

5、発達障害の可能性も

頭突きは多くの赤ちゃんに見られる行動ですが、幼児期になってもおさまらない場合は、自閉症スペクトラムなどの可能性も考えられます。自閉症スペクトラムの症状として「こだわり行動」があります。これは、特定の行動を繰り返したり、特定のものに極端に集中する行動のことです。それぞれこだわりは異なりますが、頭突きにこだわる場合もあるようです。発達障害の可能性を疑う場合は、まず病院を受診してみましょう。成長に伴い言葉で気持ちを伝えることができるようになってくると、少しずつ頭突き行動もおさまってきますが、それまでは頭突きをしても赤ちゃんがケガをしないような対策も必要になってきます。では次に、赤ちゃんの頭突対策を紹介します。

赤ちゃんの頭突き対策

ママが赤ちゃんを抱き上げている

手でカバーしてあげる

床や壁と赤ちゃんのおでこの間に手を入れて、おでこをカバーしてあげるのも一つの方法です。

床面や壁面をカバーする

床にはマットやカーペットを敷いたり、壁はクッションなどでガードするなど、頭をぶつけてもケガをしない環境を整えてあげましょう。

興味をそらす

「頭突きし過ぎると、頭が痛くなって、エ~ンしちゃうよ」などと話しかけながら、遊ぶ場所を移動したり、大好きなおもちゃや手遊びなどで、他のことに興味が移るようにするのも方法の一つです。

痛がる様子を見せる

「かまってほしい」「あまえたい」という気持ちからの頭突きの場合、抱っこしている時に鎖骨あたりに頭突きされたり、寝ている時に顔に頭突きされることもあります。可愛い反面、打ちどころによってはパパ・ママのほうが痛手を負ってしまうことも。かと言って叱りつけても、叱られる背景が理解できないために癇癪を起してしまいかねません。そこで、思いっきり痛がっている様子を見せるのも一つの方法です。それまでニコニコして遊んでくれていたパパ・ママが「痛い!」と言って悲しい表情をするだけで、赤ちゃんは「いけないことをしてしまった?」と動きを止めます。【パパ・ママに頭突きをする→パパ・ママが痛くて泣く→やってはいけないこと】、という風に学習していきます。

原因を解消してあげる

ぐずったり泣いたりしながら頭突きをしている場合は、その原因を解消してあげることで頭突きがおさまることもあります。様々な対策をしていても、頭突きによって頭をひどく打ちつけてしまうこともあります。大きな音にビックリしても、赤ちゃん自身は案外平然としていることも多いものです。でも、頭をひどく打ってしまい、次のような症状がある場合は危険サインでもあるので、即受診するようにしましょう。

・呼びかけに反応せず、ボーっとしている
・頭から出血している
・いつまでたっても泣き止まない
・嘔吐している
・打ちつけたところを触ると痛がって泣く
 ・けいれんを起こしている

いつもと違う様子が見られる時には要注意です。

まとめ

ママが赤ちゃんを抱いている

赤ちゃんの頭突き行動は、乳幼児期にはよくある行動の一つなので、過度に心配することはありません。過剰に反応して叱ったりするのは、かえって逆効果になるので止めましょう。大切なのは、頭突きの原因を見極めて、しっかり対応することです。ただ、3歳を過ぎても頭突き行動がおさまらない場合は、発達障害など違う原因も考えられますので、気になる時には医師に相談してみましょう。

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