クマのぬいぐるみが包帯を巻いている

赤ちゃんの鼠径ヘルニアって治せるの? 鼠径ヘルニアと治療法についてのおはなし

みなさん、鼠経(そけい)ヘルニアという病気をご存じでしょうか。私は、ヘルニアは何となく知っていたのですが、鼠経ヘルニアという病気は全く知りませんでした。そこで、今回は赤ちゃんの鼠経ヘルニアはどんな病気で症状なのか、治療法はどのようなものがあるのかなどいろいろと調べてみましたのでご紹介します。

鼠経ヘルニアについて

赤ちゃんが抱かれている

鼠経ヘルニアとは、足の太もものつけ根部分にぽっこりとふくらみができることを言います。そのふくらみとは、お腹の近くに腸の一部分が足のつけ根近くに飛び出てしまい、膨らんだ状態のことです。見た目にもぽっこりと出ているので、すぐにわかります。別名、脱腸と呼ばれています。鼠経ヘルニアは先天性の病気で、赤ちゃんがママのお腹の時にいるときからその症状は表れています。赤ちゃんがママの胎内にいるときに、お腹の一部が飛び出した状態になっていて生まれると、通常であればその状態は自然と元に戻りますが、戻らない場合があります。それが鼠径ヘルニアです。なぜ戻らないかというと、お腹の周りの筋肉がしっかりとした状態であれば、筋肉で腸が出ないように働いていますが、筋肉が弱いと腸が出たままの状態となってしまいます。

赤ちゃんが生まれて、足のつけ根部分を見た時にぽっこりと出ていたら、それは鼠経ヘルニアの可能性が高いです。生まれてすぐには気がつかなくても、おむつ替えや沐浴の際に、赤ちゃんを観察して初めて気がつくこともあります。また、赤ちゃんが泣いたときやお腹に力が入った時に、お腹が大きく膨らみます。インターネットで赤ちゃんの鼠経ヘルニアの状態の写真を見ました。確かに、赤ちゃんの足のつけ根部分がぽっこりと出ているのがよくわかります。鼠経ヘルニアは、女の子より男の子の方が多いそうです。男女の身体の作りもあるのかもしれませんね。もし、赤ちゃんの身体を観察して、足のつけ根がぽっこりと出ていたら、鼠経ヘルニアかもしれません。まずは、お近くの小児科で相談してみてくださいね。

大人の鼠経ヘルニアと赤ちゃんの鼠経ヘルニアは違うの?

クマのぬいぐるみと薬

大人と子供の鼠経ヘルニアは、基本的には同じ症状ですが、子供の場合、先天的に発症することが多いようです。鼠経ヘルニアはほとんど子どもの病気とのことで、子どもに比べると大人で発症する例は少ないようです。そう言えば、主人の母が脱腸ということを思い出しました。脱腸と聞いて、「ん?腸が出るってどういうこと?」と思っていましたが、なるほどこういうことだったんだと思いました。大人の場合、ふくらみ部分を上から押して腸を引っ込めるようにすれば、一時的に痛みは治まるようです。ただ、慣れていないとなかなかできないので、できない場合は、お医者さんに相談しましょう。

鼠経ヘルニアの治療法について

聴診器と医師の胸元

鼠経ヘルニアの治療法についてですが、6ヶ月くらいまでの赤ちゃんであれば自然に治ることが多いそうです。普通にしていれば、痛みもないようなので自然に治癒すれば問題ありません。ただ、症状がひどくなると痛みが出たり、吐き気を伴うようなので、赤ちゃんの状態があきらかにおかしいと思ったら、すぐに小児科に相談してください。1歳過ぎてからの場合は、自然治癒は難しいようなので治療が必要になります。つまり、外科手術が必要になるということです。

病院の方針にもよるかもしれませんが、手術についてはある程度年が取ってから、4歳くらいを目安に手術を勧めているようです。手術の場合、もちろん全身麻酔が必要になります。全身麻酔をしないと痛みもそうですが、手術の機械が目に入ってしまい、小さいお子さんは怖くてきっと暴れてしまうことになるでしょう。全身麻酔と聞くと、抵抗感や心配な気持ちになってしまいますが、全身麻酔をしないことで手術がうまくできなかったり、症状が悪化してしまうことを考えれば、全身麻酔をして落ち着いた状態で手術を受けたがほうが、結果うまくいきますよね。手術の前に、麻酔のことどのように手術をするか、術後の話などいろいろとお医者さんにお話を聞いて、できるだけ不安や心配を取り除くようにしたほうがいいと思います。全身麻酔は、マスクをつけて行うようです。マスクをつけるといつの間にか意識が薄れていき、寝ているような状態になります。ちなみに大人の場合は、局所麻酔で手術が受けられるようです。

うちの子供たちは、幸いいまのところ全身麻酔を受けたことも、鼠経ヘルニアになったこともありません。ヘルニアというのは、何となく大人の病気と思っていたのですが、実は鼠経ヘルニアは赤ちゃんや小さい子どもで発症することが多いということを知らず、いろいろな病気があるんだなとわかりました。いろいろな病気がありますが、特に子供が小さいうちは、親や大人の目で子どもたちを観察することで、病気の早期発見や症状を早めに緩和させることにつながるので、日々のお世話を通して、子供たちを観察していくことが大切だと思いました。

手術後の状態について

クマのぬいぐるみが包帯を巻いている

手術後ですが、お腹を切った部分は傷が残りますが、少しずつきれいになっていきますので、大きくなればほとんど目立たなくなるようです。手術後1週間くらいはおとなしくしていた方がいいようですが、それ以降は普通の生活を送れるようです。下の娘が階段から落ちてまぶたの近くを切ってしまったとき、外科で3針くらい縫ってもらいました。その時は、確か部分麻酔だったと思うのですが、よくあの時騒がなかったなぁと思います。手術して3年くらいたち、よく見ると傷跡がわかりますが、ほとんど目立たなくなったので安心しています。自然に溶ける糸だったので抜糸もなく済みました。女の子なので顔に傷跡が残ってしまったらどうしよう・・と内心思っていたのですが、本当に良かったです。

まとめ

赤ちゃんがパパの胸で寝ている

赤ちゃんの鼠径ヘルニアについて、治療法などのご紹介でした。鼠経という文字がなじみがなく、どんな病気なんだろう?と不安になってしまいますが、お腹の膜から腸が出てしまうということなんですね。お子さんを観察して、何かおかしいかも?と思ったときは、かかりつけの小児科で相談してください。日頃からお子さんを気にかけて見守ることが大切ですね。ご参考になれば幸いです。

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