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髄膜炎てどんな病気?対策はあるの? 髄膜炎についてのおはなし

赤ちゃんが生まれてホッとしたのもつかの間、慌ただしい日々が始まります。赤ちゃんが生まれるまでは、無事に生まれてくれるか、生まれてからは赤ちゃんが元気にすくすくと成長してくれるか、親の願いや心配はつきないものです。今回は、赤ちゃんの重篤な病気と言われている髄膜炎について詳しくご紹介していきたいと思います。

髄膜炎とは?

赤ちゃんがぐったりしている

髄膜炎(ずいまくえん)は簡単にご説明すると脳の病気です。脳と脊髄(せきずい)のことを中枢神経と呼ばれており、この中枢神経にある脳脊髄膜(のうせきずいまく)に炎症が起こることを、髄膜炎と言います。また、髄膜炎とは通常、くも膜と軟膜に起こる炎症をさしているそうです。なかなか難しい病気ですね。

髄膜炎の原因

髄膜炎の原因は細菌で、細菌の種類は数種類あります。生後4ヶ月以降になると、インフルエンザ菌Bタイプと肺炎球菌が主となり、髄膜炎の8割から9割を占めています。どちらも髄膜炎の元になりますが、より重篤になるのは肺炎球菌で、発症すると重い後遺症や場合によっては死に至るケースもあります。直接の原因は、鼻やのどについていた細菌が、血液中に入り込むことで発症します。赤ちゃんはまだまだ免疫力が少ないため、血液中に入ってしまった細菌を排除することが難しいのです。そうなると、いかに細菌を体内に入れないかが重要になります。実際に髄膜炎を発症した例をネットで見ました。その赤ちゃんは、生まれてすぐに髄膜炎と診断され、人工呼吸器をつけていました。医師も半ば諦めていて在宅医療の可能性を家族に話していました。赤ちゃんの親はまさかのことも覚悟しつつ在宅医療を考え始めた頃には、赤ちゃんは病院で亡くなりました。生後1ヶ月のことでした。もちろん赤ちゃんが一番辛いと思いますが、赤ちゃんの親、祖父や祖母など、赤ちゃんを身守っている家族の心痛を考えると、たまらない気持ちになります。

髄膜炎の症状

髄膜炎の症状は風邪に似ているそうです。具体的には、熱がでる、戻してしまう、首の痛みなどです。小さい赤ちゃんほど診断が難しく、熟練した小児科医でも判断が難しいようです。よって症状が進行することでようやく診断されることもあります。それほど診断が難しいということですね。

髄膜炎の治療について

病院のカルテや器具

髄膜炎の治療には、どの細菌に感染したのか確認する必要があります。細菌が特定されれば、その細菌を殺す抗生物質を投与することで、効果が期待されます。ただ、最善の治療をしても細菌の種類が増えているため、後遺症や死に至るケースも多くあるようです。

予防するには

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生後2ヶ月すると予防接種が始まります。その中でも、髄膜炎の代表的な菌となる肺炎球菌やインフルエンザ菌Bタイプ(通称ヒブ)のワクチン接種を受けることができます。自治体によって補助の条件が違いますので、お住まいの市町村にご確認下さい。我が家の場合、上の息子が生まれた頃は、補助がありませんでした。かかってしまうと重篤になると聞き、自費で受けました。下の娘が生まれた頃には、補助されるように変更になっていたので、正直助かるなぁと思いました。たいていの小児科や内科でワクチン接種を受けることができるはずですが、接種を行なっていない病院もありますので、あらかじめ確認しておいたほうが良いです。うちの近所はなぜか小児科が多く集まっていて、一キロ圏内に4軒くらいあり助かりました。保育園も多く設置されている地域なので、必然と小児科も多いようです。

というわけで、ワクチン接種ができる病院や予約の有無、休診日などを考えながら、どこで予防接種を受けるか決めていました。もちろん、予防接種を含めて普段の受診を同じ病院にしたほうが、総合的に見ていいとは思いますが、いろいろ都合もあり使い分けをしていました。月齢ごとのヒブワクチンと肺炎球菌ワクチン接種スケジュールについてご紹介します。

ヒブワクチン

◆生後2か月~6か月 4回 
 1回目から4~8週間隔で2回目
 2回目から4~8週間隔で3回目
 3回目からだいたい1年後の1歳始めに4回目

◆生後7か月~11か月 3回 
 1回目から4~8週間隔で2回目
 2回目からだいたい1年後に3回目

肺炎球菌

◆生後2か月~6か月 4回
 1回目から4週以上の間隔で2回目
 2回目から4週以上の間隔で3回目
 3回目から60日以上の間隔をあけて生後12か月~15か月に4回目

◆生後7か月~11か月 3回
 1回目から4週以上の間隔で2回目
 2回目から60日以上の間隔をあけて1歳代(生後12か月~15か月)で3回目

ちなみに、肺炎球菌ワクチンですが、子供が肺炎球菌ワクチンを受けることで、感染者が減り、結果高齢者が発症することを抑制しているとのことです。それもあり、子供への肺炎球菌ワクチンの接種が推奨されている理由の一つです。

予防接種について

注射器

二人の子供達は、一通りの予防接種は終わっていますが、忘れないようにスケジュールを考えるのが少し大変でした。予防接種はBCG、麻しん風しん混合ワクチン、ポリオ、日本脳炎、肺炎球菌、ヒブワクチンなど多数あります。任意で受けるおたふく風邪やロタウイルスワクチンもあります。推奨される期間、月齢・年齢が決められているので、母子手帳と自分のスケジュール帳に書きこんで忘れないようにしていました。ママ友と話していて「そう言えば受けていない!」と慌てて受けたこともありましたね。同じワクチンでも、日本脳炎や麻しんなどは時期を分けて何度か接種するので、管理が必要です。それに加えて毎冬インフルエンザの予防接種を受けているので、2歳くらいまでは子供達は予防接種だらけでしたね。赤ちゃんの時はだいたい大丈夫だったんですが、知恵がついてくると注射を怖がるようになり、病院に連れて行くまでが大変でした。大人でも注射は嫌ですから、子供はなおさらですよね。

まとめ

赤ちゃんは寝ている

予防接種のお話ばかりになってしまいましたか、髄膜炎についてのお話しでした。髄膜炎はかかってしまうと大変な病気ですので、いかに予防するかが大切ということですね。しっかりと予防接種は受けたいですね。ご参考になれば幸いです。

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